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>命×恭司の小説が読んでみたいです。ED後の小説でお願いします。楽しみにまっています。


命×恭司のED後ですか。まぁED後ではないのですが、とりあえず昔(?)書き殴った命×恭司のSSを置いておきます。
以下↓、SSを読むには 『続きを~』 をクリック。

……の兆し (命×恭司)


 風華学園、中庭。
 恭司は一人、ベンチに座っていた。辺りに他の人の姿はない。それもそのはず、今は授業中だった。

(はぁ……たまにはこういうのも良いな……)

 風華学園には緑が多い。それは恭司がいるココも例外ではなく、周りには自然が溢れている。野鳥の囀りが小さく響き渡っていた。

(ふぅ……)

 恭司は心地良さに身を任せ、そっと目を閉じた。自然の音に耳を澄ませ――

「恭司!」

 ――ようとして、妨害に遭った。呼ばれて恭司が目を開くと、目の前にミコトがいた。

「ミコト……、お前今授業中のはずだろ?」

 恭司は思わず少し咎めるような声音で言ってしまった。案の定、ミコトはシュンと落ち込んでしまう。

「……だが、オーファンが出たのだ。授業も、自習だったから……つい抜け出してしまった。すまない……」
「あ、いや、悪かった、ミコト……」

 オーファンは、HiMEもしくはチャイルドでなければ倒すことは難しい。恭司は元気をなくしたミコトの頭を撫でた。

「謝らなくていい。ミコトはミコトなりに頑張ってる、偉いぞ」

 授業も大事だが、オーファンを放っておくわけにはいかない。最近では学園の内部でもオーファンの影がちらついていることがある。

「さぁ、もう戻った方が良いだろ」

 そう言った直後、チャイムの音が響いた。授業の終了、そして昼休みになったことを告げる音だ。

「あ~……まぁ、仕方ないか。と、ミコト?」

 ミコトは猫のように体を丸めて、恭司の膝の上に頭を置いていた。俗に言う、膝枕だ。

「恭司は温かいな」

 落ち込んでいたこともどこかにいって、ミコトは嬉しそうに恭司に擦り寄る。
 恭司は 『こういうのは普通、逆なんだけどな』 と思いながらも、ミコトの髪を優しく撫でてやる。

「恭司……」

ミコトの声が、鳥の囀りと重なる。裏山の方から吹いてくる風が、さらさらと緑を揺らしていく。

「大好きだ…恭司……」

それはいつもの元気いっぱいな大好きとは違っていたが、恭司は気づくことなく

「ありがとう。俺もミコトのこと好きだぞ」

 ミコトの髪を撫で続ける。
 ミコトが耳まで赤くなっていることも知らずに……。

2008.02.16 Sat l 雑記 l COM(0) TB(0) l top ▲

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